Ⅰ-2-4 大根の失敗からの学び②
なにか、見落としている気がする。 そう思った経験不足の私は、そもそも自然栽培とは何なのか、もう一度、調べなおしました。 そして、愛知県豊橋市の自然栽培農家、松澤政満さんの大根栽培に衝撃を受けたのです。 そうだ。自然
Ⅰ-2-3 大根の失敗からの学び①
2024年9月15日。みんなで大根の種を植えました。 大根は、深耕しないと先っぽの形が変になってしまう、との情報を得て、34度の気温のなか、30センチ以上の深さまで耕したので、ヘトヘトになりました(みなさん、ご協力あり
Ⅰ-2-2 鈴なりの青ナス
今年の夏野菜で、キュウリよりもはるかに鈴なりだったのは、ご覧の青ナスです。 これは、2024年9月27日の写真ですが、晩秋の今でも、何個かの実がまだ、だんだん大きくなってきています。 今週中にも、3個くらいは収穫でき
Ⅰ-2-1 鈴なりだったキュウリ
人はなぜ、〈農〉をするのか? この問いについて探究するため、できるならばやはり、自然科学の力に頼れるようになる前の時代に、人びとが実践していた農法に近い形で、野菜の実をならしてみたいと思いました。 なぜならば、化学肥
Ⅰ-3-4 畝の観察
今年度は、1年生の「農学基礎ゼミ」の担当年。 晴耕雨読、雨の日は藤井一至さんの『土の五億年』(ヤマケイ文庫)をみんなで読み、晴れた日は糸状菌農法を実践しよう!という内容にしました。 なぜか今年は、梅雨の時期も木曜日の天
Ⅰ-3-3 畝たて
大学教員にとっては、1月~3月は学年末で、卒業論文・修士論文指導、発表会のプレゼン指導、副査を頼まれている修士生の論文拝読と審査会でのコメントの用意、成績付け・・・と、めちゃくちゃ忙しい時期です。 しかも昨年度まで、教
Ⅰ-3-2 竹あつめ
2024年1月30日。この日は、農学部フィールドサイエンスセンターにある竹林で、枯れて倒れている竹を集めました。 なぜ竹を集めるのか? それはもちろん、糸状菌農法の畝に入れるためです。 糸状菌農法は、有機物を分解す
Ⅰ-3-1 まずは土台から
2023年の11月から手探りで始めた、糸状菌農法。 農具の手配に手こずったり、年末に子どもからはやり病をもらったりし、本格的に始めたのは年が明けた2024年1月からとなりました。 本当なら、11月ころ畝を立て、冬の間は
Ⅰ-3.糸状菌農法
2023年の夏。大病が見つかり、大腸の5分の2ほどを切除する手術を受けました。 入院した大学病院は、「特定機能病院」という位置づけで、ある程度歩けるようになったら患者を退院させる方針でした。なので、手術から2週間ほど
Ⅰ-2.畑での農作物つくり
人はなぜ〈農〉をするのか? この問いについて考えはじめたとき、まず気づかされたのは、「私は、ほんとに何も〈農〉を知らない!」ということでした。 小さい頃は、祖母の実家で、お茶摘みのお手伝いをしたり、タケノコを掘りに
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