Written by agri-philos-lab-from20242024年10月21日
Ⅰ-3-4 畝の観察
Ⅰ-3 糸状菌農法の実践 Article
今年度は、1年生の「農学基礎ゼミ」の担当年。
晴耕雨読、雨の日は藤井一至さんの『土の五億年』(ヤマケイ文庫)をみんなで読み、晴れた日は糸状菌農法を実践しよう!という内容にしました。
なぜか今年は、梅雨の時期も木曜日の天気が良く、『土の五億年』の輪読は1回だけ。ほぼ毎回作業となりましたが、みなさんそのほうが楽しかったようで、結果的にはよかったです!
6月6日。この日も晴れたのですが、最初は、蒸し暑いなか、地獄の草刈り。
7号館横の草を刈り、干しておくことにしました。
みなさんの頑張りもあって、草刈りは半分ほどの時間で終了!
そこで、圃場に戻って、みんなで4月6日に立てた畝の観察をしました。
予想してはいたのですが、圃場はあまり水はけがよくないので(普通に育てる野菜にとってはベストなのですが)、これまでの観察でも、糸状菌の白い糸が顕著にみられる、というわけではありませんでした。
今回もまた、うっすらとした白い糸があるようにみえるものの、一目でわかるほどの太い糸はありませんでした。
糸状菌は、乾燥している状態を好みます。湿気でムシムシしていると、あまりよく育ちません。
春先に立てた畝、圃場という保水力のある場所で立てた畝で糸状菌をよく育てる方策を考えていくのが、今後の課題になりそうです。
基礎ゼミのみなさん、暑いなか本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!
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